昔の多くのドラマや小説に出てくるMRは接待をしていますが、2012年、医療用医薬品製造販売業公正取引協議会は医師への過剰接待の自主規制を行いました。それにより製薬協会員会社は接待禁止となり、接待という言葉も使えなくなりました。
タクシーチケットの事前手続きが必要だったり、飲食費(接待費)の上限も数千円、二次会禁止となったり、古い考えのMRは仕事しにくくなったようです。
すべての製薬会社が接待をしなくなったのかというとそうではありません。製薬協の会員ではない会社は接待可能である企業もあります。製薬協の会員会社は以下です。
製薬協 会員会社 ➡ www.jpma.or.jp/about/jpma_info/member.html
消費者庁、公正取引委員会より認定され、公正競争規約の適切な運用を図ることを目的に設立された協議会です。
製薬協は、研究開発志向型の製薬企業73社(2016年現在)が加盟しています。
業に共通する諸問題の解決や医薬品に対する理解を深めるための活動、国際的な連携など多面的な事業を展開しています。また、特に政策策定と提言活動の強化、国際化への対応、広報体制の強化を通じて、製薬産業の健全な発展に取り組んでいます。
製薬協が研究開発志向の製薬会社に対し、日本ジェネリック製薬協会は医薬品の製造販売業者として国の許可を得てジェネリック薬を製造するメーカーの団体です。ジェネリック医薬品を多くの人に認知されることと、安全性情報の提供と、品質・薬価問題に取り組んでいます。