ユニフォームなどに圧着している番号を剥がす方法
ユニフォームなど衣類の番号や文字を剥がす方法は、インタネットで紹介されているのは次の通りです。
- アイロン
- 無水エタノール
- 布用剥離剤
色々ありますが、この方法で生地を傷つけることなく剥がすことに成功したので記載しておきます。
布用剥離剤として RemoverMW や RemoverMW-SP があります。
無水エタノール
ユニフォームの番号などの剥がしに「無水エタノール」を使用することを多く書かれています。
無水エタノールのデメリット
- 色落ちする可能性がある
- 特に染料系のユニフォームだと色抜けするリスクがある
- 無水エタノールだけでは剥がすことが難しいので、アイロンとの併用で剥がす
つまり、無水エタノール単体で使うのではなく、アイロンで剥がした跡に残った糊を剥がすのに利用するようです。
無水エタノールは薬局やインタネットで、100ml 800円程で販売されています。
無水エタノールとは
ほぼ純粋なエタノール(エチルアルコール)で、水分をほとんど含まない(濃度99.5%以上)高純度のアルコール。高い洗浄力と揮発性があるとのこと。
揮発性がある液体でユニフォームの番号や文字を剥がすのは難しそう。
ユニフォームに圧着した番号をアイロンで剥がす方法
何故、アイロンで熱を加えることが効果あるのか?
- 熱で圧着した直後は剥がれ易いので、熱で圧着した直後の状態にする
一般には、背番号は貼ったばかりの状態だとはがれやすい特性 を持っているので(専用のプレス機で熱圧着し、熱が冷めると圧着力 が安定するため)、あえてその状態にする方法があります。
知恵袋
準備するもの
- アイロン
- 当て布(生地を保護するため・クッキングペーパーや紙でもOK)
- ピンセット(指で剥がしてもOK)
アイロンで剥がす時の注意点
ユニフォームに圧着した番号をアイロンで剥がす手順
- 剥がしたい部分の裏からアイロンを当てる
- 剥がしたい部分の裏側に当て布を置く
- 150℃で30秒アイロンを当てる(30秒は目安です。布の状態に注意)
- 糊が柔らかくなる
- 番号や文字を剥がす
- 指で触れるくらいまで冷めたら指で剥がす(ピンセットを使っても良い)
以上を繰り返し少しずつ剥がします。最初、ピンセットを使っていましたが、指で剥がしました。指先の力を使うので、剥がし終わる頃には指先が痛いです。
ユニフォームに圧着した番号をアイロンで剥がしている途中
0を剥がした跡です。

ユニフォームに圧着した番号をアイロンで剥がした文字
一度に剥がれたものも、細かく剥がれたものもあります。

ユニフォームに圧着した番号をアイロンで剥がし終わった跡
025が剥がれています。剥がした直後で、糊が残っています。

この後、洗って糊を取り除きます。これが限界かな?と思ってます。薬液なども使ってないので、生地を傷めることなく剥がすことができました。
剥がし液や薬液など使用せず、アイロンを使用し剥がしただけです。
衣類の素材や圧着の状態により、上手く剥がれないのかもしれません。高価なユニフォームや大事な服の場合はクリーニング店やリフォーム店に相談し、剥がしてもらうことをおすすめします。
ユニフォームに圧着した番号を剥がすリムーバー
残った糊などを剥がす方法として次のリムーバーが良いとされています。
- 強力に粘着剤を分解する「シール剥がしスプレー」(100均)
- アセトンフリータイプ除光液(アセトン入りはポリエステル生地を溶かす可能性あり)
- クレンジングオイル
- 布用剥離剤(アイロンプリント用リムーバー)
- 無水エタノール
上記の「シール剝がし液」「除光液」「クレンジングオイル」は常備しているものですが、「シール剝がし液」と「除光液」は生地の色落ちが心配です。「クレンジングオイル」はどの程度効果があるのか?不要な衣類で試して使おうと思っています。
コメント